瓦の種類と見分け方

塗装の必要な瓦かどうかの見極めは材質が何で出来ているかによります。いわゆる昔ながらの粘土瓦や陶器瓦などは基本的には塗装はしません。粘土瓦用塗料で「いぶしコート」とか陶器瓦用に「セラミトーキ」なんていう塗料もありますが、ネオペイントではお断りしております。

では、塗装が必要な材質とは何でしょうか。ひとつはセメント系の瓦であり、もうひとつはコンクリート瓦です。もちろん瓦棒など鉄板の屋根も塗装が必要ですが、ここでは、見分けにくいこのセメント瓦とコンクリート瓦の見分け方を説明します。

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これはコロニアル瓦です。軽量であり、地震で瓦がずれることはまず考えられません。2001年以前の瓦ですとアスベストが15%程度含まれています。

しかしこの屋根材は非飛散性アスベスト成形板に分類されておりアスベストが自然に飛散して人体に影響を与えることはありませんのでご安心を。

しかし、葺き替え等では割らないように気をつけたり廃棄もアスベストに関する条例や法律の制限を受けてしまいます。

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この瓦はセメント瓦です。最近の新築では使われませんが、今でも借家などでは多く見かけます。

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この瓦も昔ながらの粘土瓦に形は似ていますが、 実はセメント瓦です。
よって塗装が必要な瓦です。
粘土瓦風の色合いと艶で塗装すると見分けがつきにくくなりますが、見わけ方は角が滑らかであれば粘土瓦、きざきざであればセメント瓦となります。
右側の写真のように角がぎざぎざです。

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この瓦は乾式コンクリート瓦です。
一般的にはモニエルと呼ぶ場合もあります。

この瓦が一番塗装屋さんが失敗する瓦ではないでしょうか。
コンクリート瓦用のシーラーとセメント瓦用のシーラーは全く違う性質のものです。
コンクリート瓦にセメント瓦用の材料を使うとすぐに剥げてしまう恐れがあります。

ただし形が似ているためによく間違えるのです。

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左側の写真がコンクリート瓦の小口です。でこぼこしてます。
右側がセメントです。小口が非常にきれいで滑らかです。

この小口の部分が見分けるポイントになります。

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金属屋根も最近増えています。材質はアルミと亜鉛の合金でガルバリウムが主流です。ガルバリウムは未塗装でも25年くらいは錆びないと言われていますが、但し条件があります。折ったりしないで平板のままならという、現実的でない条件の元でのお話です。折り目をつけるとやはり錆びやすくなりますのでいずれは塗替えが必要です。

葺き替えが必要な瓦もあります

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上の写真はニチハのパミールというコロニアル瓦です。この瓦は層間剥離をおこし紙のように表面が剥がれ落ちてしまいます。塗装をすれば間違いなく塗装が浮いて層間剝離を悪化させてしまいます。弊社ではカバー工法で金属屋根に張り替えをお勧めします。

 

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